学科概要

医学部心理支援科学科とは?

近年,急速な社会構造の変化,複雑化に伴い,こころの支援を必要とする方が、子どもから高齢者に至るまで各年齢層において増加しています。こころの支援が求められる諸問題としては,うつ病に代表されるような精神疾患、自閉スペクトラム症や注意欠如多動症に代表されるような神経発達症、不登校やいじめ・非行・自殺などの児童思春期における問題、子どもや高齢者に対する虐待、育児や介護、仕事に対するストレス、高齢化が指摘されているひきこもり問題、自然災害や犯罪被害後に生じる心的外傷後ストレス障害(PTSD)等、多岐にわたります。これらの課題を解決していくためには,保健医療、教育、福祉、司法・矯正、産業・労働等、それぞれの領域における単一領域における支援だけでなく、各領域における専門職が綿密に連携し、切れ目のない支援を行っていくことが求められています。このような中で、各領域における専門職の有機的な連携の促進や、高度な心理的支援の提供、心の健康に関する知識の普及を以て、国民の心の健康の保持増進に寄与することを目的に平成30年度から新たな国家資格『公認心理師』が誕生しました。弘前大学では、このような多職種・多領域にわたる心理的支援の要となる心理支援専門職の養成を地域に根差す大学の責務と考え、令和2年4月に医学部の3番目の学科として公認心理師養成を想定した学士課程『心理支援科学科』を設置します。

医学部心理支援科学科の設置(概要)

弘前大学医学部心理支援科学科