研究成果

脳と体の「ずれ」改善へ 弘前大学が共同研究

        
発達性協調運動症(DCD)への新しい取り組みが、10月3日の東奥日報に掲載されました。
弘前大学は運動機能の改善トレーニングなどを手掛けるMovetexとの共同研究で運動に関する研究を開始します。
DCDは身体的な障害が無いにも関わらずスポーツや字を書くのが苦手ですが、背景には脳と体の「ずれ」が原因で体をうまく動かせないと考えられています。
この機器を使うことで、自分の体の動きを客観的に見ることができますので、自分の体と脳のずれを自分自身で調整できていきます。
弘前大学では来年度から小学生の希望者を募って、この機器でデータを集めて運動改善に適したシステムを開発します。
本機器がDCDだけでなく、様々な疾患においても活用できる可能性について研究を進めてまいります。

リンク:弘前大学大学院保健学研究科 子どもの発達支援研究室facebook

弘前大学医学部心理支援科学科